解決事例228 男性(32歳)・示談交渉で適正な賠償額を獲得した事案

依頼者:男性

等 級:なし

傷病名:なし

職 業:会社員(公務員)

【事故態様】  自動車VS自動車

 当方青信号直進中、相手方横(左方向)から信号無視(赤)で直進し、追突しました。

【相談に至るまでの経緯】

 依頼者には専門的なことがわからず、赤信号無視して追突され、痛みはあるのに保険会社から『通院はご自由ですが支払いはもうしません』と言われても納得できなく、さらに自分の保険を使うよう進められ、不満に思い相談に来られました。

      ↓
 
 交渉の結果…
 既に、対人社で一括対応を打ち切られた後の受任で、対人社は支払う気がなかったため、当方で被害者請求をし、依頼者の希望する時期まで治療を継続していただきました。幸い、事故態様の割りに、お怪我がひどくなかったようで、後遺障害も残らず、区切りまで治療を継続されました。その後、自賠責保険より、通院期間分の慰謝料や立替治療費の返金が認定され、相手方保険会社との交渉時は、自賠責認定部分(通院期間)を認めさせました。よって、慰謝料部分についての交渉を繰り返し、早期解決の為、双方歩み寄りながら示談成立に至りました。
 
    

■今回の解決事例のポイント■

 対人社(相手方保険会社)に治療費を負担してもらえなくなっても、医師が治療の継続を指示している間は、相手方の自賠責保険へ治療費等を直接請求する事ができます。(被害者請求)事件中に、被害者請求をする事で、自賠責保険により、先に認定された部分の保険金を受領する事ができます。その後に、対人社と交渉をする事で、本件のように、自賠責保険が認定した通院期間で交渉を進める事ができます。

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