依頼者:女性
等 級:なし
傷病名:なし
職 業:アルバイト
【事故態様】 自動車VS自動車
自動車同士の事故
当方青信号直進中、相手方横(左方向)から信号無視(赤)で直進し、追突されました。(同乗者)
【相談に至るまでの経緯】
依頼者には専門的なことがわからず、赤信号無視して追突され、痛みはあるのに保険会社から『通院はご自由ですが支払いはもうしません』と言われても納得できなく、さらに自分の保険を使うよう進められ、不満に思い相談に来られました。
↓
交渉の結果…
既に、対人社で一括対応を打ち切られた後の受任で、対人社は支払う気がなかったため、当方で被害者請求をし、依頼者の希望する時期まで治療を継続していただきました。幸い、事故態様の割りに、お怪我がひどくなかったようで、後遺障害も残らず、区切りまで治療を継続されました。その後、自賠責保険より、通院期間分の慰謝料や立替治療費の返金が認定され、相手方保険会社との交渉時は、自賠責認定部分(通院期間)を認めさせました。よって、慰謝料部分についての交渉を繰り返し、早期解決の為、双方歩み寄りながら示談成立に至りました。また、休業損害について、内縁の妻であっても、必要書類が揃えば、主婦休損として請求する事ができ、大変喜ばれました。
■今回の解決事例のポイント■
対人社(相手方保険会社)に治療費を負担してもらえなくなっても、医師が治療の継続を指示している間は、相手方の自賠責保険へ治療費等を直接請求する事ができます。(被害者請求)事件中に、被害者請求をする事で、自賠責保険により、先に認定された部分の保険金を受領する事ができます。その後に、対人社と交渉をする事で、本件のように、自賠責保険が認定した通院期間で交渉を進める事ができます。また、休業損害について、依頼者は主婦でも休業損害が認められると知らなかったため、予想以上の示談金でお喜びいただけました。