解決事例282 男性(36歳)・労働能力喪失期間を裁判基準で最大の期間を主張・交渉の結果約570万円増額の適切な保険金を受け取ることができた事案

依頼者:男性(症状固定時 36歳)

等  級:13級
傷病名:脾臓摘出


【事故態様】 バイクVS自動車

相談者=バイク、加害者=自動車の事故です。
相談者がバイクで直進中、停車車両があったため、それを避けました。そうすると、道路外から突然加害者車両が飛び出してきて衝突、大けがを負うことになりました。

【交渉過程】
相談者は事故により脾臓摘出という大きなケガを負ってしまいました。そのため、ご自身で保険会社と対応することが困難な状況でした。しかし、相手方保険会社から約180万円という提示がありました。しかし、ここまで大きなケガを負った上で、この金額が妥当な金額なのか判断がつきかねるということで、当事務所にご相談に来られました。


相手方保険会社からの提案内容を見ると、脾臓摘出ということに対する評価が低いように思われました。そこで、脾臓摘出に対する評価を改めさせるように交渉を重ねていきました。
また、逸失利益の評価に際して、その労働能力喪失期間が非常に短かったため、それを相談者の実情に合わせるよう主張していきました。

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その結果、約750万円で和解成立(約570万円、約317%増額!)となりました。

■今回の解決事例のポイント■

弁護士が本件で感じた点、保険会社の提示金額を見て特に感じた点は以下のとおりです。

●ケガへの評価が不適切であったこと

 保険会社からの提案内容を見ると、脾臓摘出という大ケガにたいする評価が極めて不十分なものとなっていました。
 当方としては、相談者の年齢も若く、その仕事内容から、最大限の評価をすべきと考え、裁判基準として最大の期間を主張しました。交渉の結果、この期間が認められ、無事適切な保険金を受け取っていただくことができました。

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